老神神社

大同2年(807)に勧請された神社。現在の社殿は寛永5年(1628)、相良藩主・相良長毎(ながつね)によって建てられました。社殿は正面3間、側面3間の柿(こけら)葺き入母屋造りで国指定の重要文化財。萱葺きの鞘(さや)堂で覆われています。小壁の浮き彫り付きの羽目板や、透かし彫りのかえる又・格狭間(こうざま)などには極彩色が施されています。古色蒼然としていますが、中世末期から近世初期の建築特徴をよく伝え、往時の面影が偲ばれます。

施設名 老神神社
住所 〒868-0053 熊本県人吉市老神町
営業時間
定休日 なし
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